2017年冬に旅をしタイからミャンマーに陸路で旅をした記録の加筆修正版の12回目。北タイプレーの街を出発した後にバスが向かったのはシーサッチャナライ遺跡方面。タイ最古のスコータイ時代の遺跡のひとつですが、そこに至るまでのバスの旅も非常に楽しかったです。
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1、ローカルバスの雰囲気と食べた物
さて、プレーの街からバスに乗り込んだ私たちが目指したのは、「シーサチャナライ遺跡公園」この遺跡はまだマイナーな存在ですが、タイの統一王朝最古のスコータイの時代の遺跡です。
今回、この遺跡ともっとも有名なスコータイ遺跡そして南にある、カンペーンペッ遺跡と同時代の遺跡三か所を回ってみることにしたのです。
シーサチャナライ遺跡公園行きのバスの中。最前列の席です。
ちなみにプレーからは1人73Bでした。
バスが出発した直後。そうここは、プレーの街でお世話になったホテルです。
バスターミナルで弁当を購入していました。
まさしく現地仕様のお弁当。おいしそうですね。
(というよりおいしかった) 40Bです。
雨の中バスは走り続けます。
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2、トイレ休憩はバスの旅最大の醍醐味
途中、トイレ休憩のような形でドライブインに入ります。
長距離バスに乗ればどこの国でもトイレ休憩や昼食休憩の場所に立ち寄りますが、これはバスの醍醐味。
全く知らない場所に立ち寄れるのは楽しいところ。
これはバスならでは。飛行機、鉄道、船の移動では味わえませんね。
私たちは弁当などを食べましたが、ここで運転手さんがお昼ご飯を取るようです。
記録のためにいろいろとります。このあたりはちょうどプレー南部の山岳地帯に入る直前のようなところのようで、このあと「ウタラディット」という県を通って、シーサッチャナライ遺跡公園に向かいました。
VIPとあって、一部の人が勝手にご飯を食べています。
バスの中でもVIPの人はチケットにご飯がついているとかという情報を聞いたことがあるので、それがこういう場所なのでしょう。
隣には別のバスが止まっていました。
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3、アジアらしいユルさ
目の前に小さな扉があり、このように運転席とつながっていました。
バスの車掌さんが頻繁にこの通路を使って出入りしていました。
「ウタラディット」のバスターミナルである程度の乗り降りがあった
後、バスは主要の国道から離れて走り出しました。
シーサチャナライ遺跡公園まであとわずかというところでバスが止まって車掌が買い物をしてました。この「ユルサ」は日本では先ずありえないところですが、むしろこの「ユルサ」が今の日本では必要ではないかとさえ思うことがあります。
別に車掌の買い物のためではないですよ。この店の奥にあるところである物資を運ぶためにとまったようです。このバスは貨物としての役目もあるようですね。
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4、シーサッチャナライ遺跡にようやく到着
物資をバスに入れた場所から10分ほどで、シーサチャナライ遺跡公園前に到着。
バスは最終目的地ピサヌロークへと走っていきました。
遺跡公園の入り口を示す赤門です。
事前の情報ではこの赤門が見つからず遺跡公園の場所が分かりずらいというのを
よく見ました。確かにこれだけではわかりにくい気がします。
門を拡大します。そういえばバスの中であれだけ振っていた雨が今は止んでいます。
右手に遺跡らしきものが見えます。
が、しかしそこに行くには、ヨム川にかかる吊り橋を渡る必要がありました。
慎重にわたっていきます。本当のつり橋のためすぐに左右に揺れます。
慣れていないとそれが怖かったりします。
吊り橋の途中から、ヨム川の様子を。
ちなみにこのヨム川は、プレーの方から流れてきていてこの南にあるスコータイにも流れています。
吊り橋の下部分。確かに木でできた物だけなので、下を見たら余計に怖さが増幅されそうです。
と言いつつも、真ん中を歩くと意外に揺れないので途中から慣れてきました。
見た目の仏像はスコータイ遺跡にあるものに似ています。
さすが同時代の遺跡ですね。
朽ち果てかけている仏塔があります。スコータイ遺跡と違い、まだ整備されていない状態なので、遺跡のファンとかだとこちらのほうがスコータイ遺跡より人気があるようですが、周りに何もないこともあり、まだまだマイナーな遺跡でもあります。
と同時に入場料を払うところを探しますがよくわかりません。
後で払えばと思いましたが結局払いませんでした
でも、実はこの後わかる事ですがこの時期これら遺跡公園は無料で見学できたのです。(実はタイの前国王の崩御から間が無かったので、こういった施設の多くが無料開放していました)
こちらは現役の寺院です。中に僧侶の方がいました。
入口を見つけたので中に入ります。
昨年秋に、グルメツアーにてアンコールワットで優秀なカンボジア人の日本語ガイドの人に遺跡の見方を教えてもらいましたので、そのことを思い出しながら眺めていきます。
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5、外国人の知らないエリアを通過して
正面から。スコータイ様式と言いますか美しさがありますね。
さてこの遺跡見学についての続き(詳細)は次回ということで。
今回の行程はこんな感じでした。
地図で見るとわかりますが、プレーからは山を越えてタイ中部の平野部に
入る行程でしたが、途中でウタラディットという町に立ち寄っています。
ここはウタラディット県の中心部ですが、ガイドブックはもちろん
私たちも含めてほとんどの日本人知らないようなところ。
もちろん地元の人にとっては大きな町ということで、この町のバスターミナルでは多くの人の
乗り降りがありました。(写真撮影ができなかったのが残念)
こんな機会でないと通らないエリア、途中のトイレ休憩のエリアは確かこのウタラディット県の県内
だったと記憶していますので、ローカルバスの移動だからこそ立寄れたといえます。
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