2017年冬に旅をしタイからミャンマーに陸路で旅をした記録の加筆修正版の9回目。引き続き北タイのローカル都市プレーの観光。プレー最古の寺院や、もうひとつあるタイドラマの舞台に別のレストラン訪問と、気になるコーヒーショップにも立ち寄りました。
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1、プレー最古の寺院「ワットルアン」
「クム=ウォンブリー(ウォンブリー御殿) บ้านวงศ์บุรี」
の見学と敷地内レストランでのカオソーイをいただいた後、
ネット上に掲載されていた、レストランにも行くことにしました。
その店でもカオソーイがありますから、その食べ比べというわけですね。
その前に、近くにあるプレー最古の寺院「ワットルアンวัดหลวง」を目指します。
ここが寺院の入り口です。
情報が乏しいのですが、まだタイの統一王朝(スコータイ王朝)ができる
前にこの地域一帯を支配していたプレー王国というのがあったそうです。
そしてこの町が形成されたときからこの寺院があったとかで
資料によると西暦829年建立ということで、日本で言う平安時代の
初期のころですから、非常に古い寺院ということになります。
その後の歴史を見ると、13世紀ごろに登場した統一タイの最初の
王朝であるスコータイ王朝を初め、その後のアユタヤ王朝や
北部チェンマイを支配していたランナータイ王朝さらに、ミャンマーのモン族
王朝「ペグー王朝」の影響なども受けていたような記録もあって、歴史的は
結構翻弄されていたようです。
仏塔を拡大します。この寺院はそういうプレーのいろんな歴史を静かに
見ていたのでしょう。
いろいろみているのですが、実はこのとき敷地内に数頭の野良犬が
うろついています。うろついているだけでおとなしいのですが、
午前中のようなことがあるだけに内心不安でいっぱいでした。
チーク材を使った古い建物がありました。
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2、のんびり寺院と緑の学校
こちらは通り道で見た、ウォンブリー御殿の前に見た
ワット=ポンスナン วัดพงษ์สุนันท์の涅槃仏を後ろから見たところ
あまり涅槃仏後ろからは見ないので新鮮ですね。
途中でこのような建物(寺院?)を見つけました。
説明があります。後で調べると、ここはThe City Pillar Shrine Phrae
(ห้องสมุดประชาชนจังหวัดแพร่)というところでした。
Googleでは「政府機関」と出てきますが、そんなかたくるしい物
ではなく公共の記念館のような感じでした。
アヒルのようにも魚のようにも見えますね。
ここは、地方の田舎だからなのでしょうか?
のんびり一休みしてますよ。
その先には緑色の建物が見えます。
Narirat School โรงเรียนนารีรัตน์という言う学校です。
この建物もちょっと気になっていたところ。
朝、別のところと間違えていましたが、
現役学校ということもあり味わいを感じます。
そして、もうひとつドラマの舞台になっていた建物が現れます。
3、もうひとつドラマの舞台
それがこちら、Khum Chao Luang(คุ้มเจ้าหลวง)という建物です。
また、ドラマのワンシーンですが、こちらの女優さんがガイドブック片手に
見ている建物がこちらという設定なのです。
正面からですが、見比べてみると誰がどう見ても同じものですね。
この建物、タイドラマでは、ピンクのウォンブリー御殿同様
重要な意味を持つ存在として描かれるのですが、なぜか日本のガイドブックでは
ウォンブリー御殿は登場しても、こちらの建物は紹介されていません。
不思議ですね。
中に入ります。こちらは無料では入れました。
でもこの中にはタイ人の団体観光客が多くいて、
ウォンブリー御殿以上ににぎやかでした。
住んでいた方の、写真が残っています。
実はタイドラマでも俳優さんがこういう風に写真を乗せているシーンが
あるのですが、これを真似たと思われるほどそっくりなポーズでした。
ほかにもありました。当時の衣装をドラマで見事に再現したのが
わかりました。
建物から庭を見ます。
これはドラマのワンシーンですが、壁の肖像画などをみると
意識しているのがわかります。
タイの伝統的な三角の肘掛座布団です。
ちなみにこれに近いものは店にあります。(大昔購入しました)
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4、プレーの観光レストランで見た物
さて、こちらの見学も一通り終えると、レストランを目指しました。
こちらです。見た目観光客向けのレストランという雰囲気が
出ていましたが、せっかくここまできたので入ってみることにしました。
ここのお勧めを聞いたらこんなのが出てきました。
ごはんをくまの型にはめたものです。お子様ランチのようにも見えますね。
その奥にあるのがカオソーイ。食べ比べをしましたが、
どうもウォンブリー御殿のカオソーイのほうがおいしかったですね。
地元の人の意見が正しかったようです。
でも、のんびりした雰囲気で遅めのそして2回目の昼食を
ビールとともに味わいました。
料金は、ビールの大瓶1本飲んで145Bでした。
さて、この後の行程ですが、ちょっとだけ引き返します。
実はどうしても気になっている喫茶店があるからです。
5、木造建築を利用したSlope coffee
途中で郵便局を発見。伝統的な建物が並んでいるプレー旧市街の
中で、この建物は近代的です。
そして、喫茶店に到着。実はウォンブリー御殿のすぐ近く
振り出しに戻った感じです。
こちらSlope coffee(ร้านบ้านเบ้ววว)というお店。
古い木造建築をうまく利用したような喫茶店です。
電球とかひとつとってもこだわりとおしゃれな雰囲気があります。
そのとおりで、この喫茶店。学校が終わった地元の学生たち
若者のたまり場でした。
ここで、コーヒーをいただきます。2杯70Bとバンコクの半額でいただきました。
コーヒーを飲んで一息ついていますと気がつけば夕方4時を過ぎていました。
さて、プレーの町も後は夜を楽しむばかり。
今後の計画をゆっくり練って夜の行動に備えました。
今回の行動はこんな感じです。小さな町だからのんびり歩いても
大体とのころを回ることができました。
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