追憶:タイミャンマー陸路の旅8 プレーでタイドラマの舞台になった建物を見る

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2017年冬に旅をしタイからミャンマーに陸路で旅をした記録の加筆修正版の8回目。北タイのローカルな町プレーに来たのは、あるタイドラマの舞台だったから。その舞台「ウォンブリーハウス」を見学、その他ミャンマー様式の寺院やプレーの旧市街を見学しました。


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1、タイ北部ローカルなプレーの町に来た理由

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今回私たちが、このプレーの町に来た最大の理由は
タイドラマの舞台になっていたということでした。
そのドラマは、もう7・8年位前のドラマですが・・・。



これは日本では放映されていませんが、当時タイのテレビを衛星放送で
受信する契約を結んでいた時期があり、そのときに見たドラマです。
その契約については、先方側の理由で終わってしまったのですが、
それ以降も、youtubeや現地でDVDを入手するなどして
引き続きタイのドラマに触れる機会があります。



そして、このドラマのDVDを持っているので、いつでも見ることができます。



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こちらの男性は、知る人ぞ知るシェフがファンになっている男優さんで、
単なるファンの枠を超えて、ファン同士のつながりや、過去にバンコクや
東京でこの男優本人とも何度かあっています。
ということもありそのドラマの舞台を見ようと考えたわけです。






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その建物に住んでいる設定になっているのはこちらの女優。
ひとつ上の男優の相手役ということです。
ドラマ自体が現在とひとつ上にいる男優の横にいる老婆が
若いときの時代の設定と二つあって、
古い時代にこの女優さんが2役を演じている
もう一人の人の住まいということになっています。

さて、前置きが長くなりましたが、前回バスターミナルで明日のバスの
時刻をチェックしてからの動きとなります。



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バスターミナルの近くにあるこのお店。まさしく夜のお店です。
その名も「エロス」とはわかりやすいですね。



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2、ミャンマー形式の寺院「ワット=ポンスナン วัดพงษ์สุนันท์」

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こちらにも日本語学校の看板があります。
タイでは日本語を学ぶ人が結構多いのかもしれません。



さて、次の目的地の寺院に到着しました。

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裏口から入ろうとしたのですが、ここでちょっとしたトラブルがあります。
眠っていた犬が突然起き出して襲ってきたのです。
裏口から入ったのが間違いだったようで、野良のようでこの寺院の番犬
だったようです。



余談ですが、今回の旅に裏設定があるならば、そのタイトルは
「野良犬との交わり」とつけたいほど、野良犬とのかかわりの多い旅でした。
日本では壊滅的になった野良犬もこちらタイの地方都市や
ミャンマーでは健在です。



ファーストコンタクトが、すごいことになりましたが。
ここまでの目にはこの後会うことはありませんでした。

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気を取り直してというわけではありませんが、
こんなのものがあったので、軽く体を動かします。

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こちらが正面入り口・ワットサラバケオという名前の寺院です。



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この寺院の特徴は、ミャンマー形式の建物。
特産のチーク材を使っています。



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建物の前です。そのチーク材の建物もさることながら
傘がついていますが、傘があるのはランナータイ様式と
いわれて、チェンマイとかでよく見るタイプです。



このプレーの町がその北タイのエリアである証と同時に
ドラマもその北タイというのが舞台になっています。

寺院の見学の後に、道路に出ると屋台があります。



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こういったものが売られていました。

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マーン(イモ)というもので、10Bです。
その場でおいしくいただきました。

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屋台の様子です。



さて、この先にツーリストオフィスがありましたので、
情報収集とトイレ休憩をかねて立ち寄りました。

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今までの行程はこんな感じです。
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3、旧市街の中でプレーの町を意識

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ツーリストオフィスを出ると堀の川を渡ります。
ここからがプレーの旧市街になります。



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旧市街を意味する、レンガでできた城壁があります。

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このようなモニュメントもありました。

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途中、チーク材の工房がありました。中は有料ということで入り
ませんでしたが、この後チーク材をふんだんに使った重厚な
建物を多く見ることになりました。



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ペンキで白く塗っていますが、明らかにチーク材を使っています。



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この土手は、旧市街と新市街の境界線です。



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旧市街を歩いているだけでこういうチーク材の建物を
多く見ることになりました。



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特に観光の場所でもありませんが、見るだけで楽しめます。

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現地のポストがあります。

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旧市街の中心部にロータリーが21あります。このロータリーの位置を

把握することで、ほぼプレーの旧市街の位置関係がわかりました。



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ロータリーの北西の位置にある公園の中を歩きます。
この日は曇りでときより小雨が降るような天気でした。





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お目当ての建物の横にあった仏教寺院です。
涅槃仏が立派ですね。



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ちなみに見こちらは、ワット=ポンスナン วัดพงษ์สุนันท์という
れっきとした観光名所。



もともと荒れ寺があり、南の池に小さな亀がいると聞いたミャンマー・バゴーの人が、亀を捕りに池に入ったが水死してしまったので、友人の一人が小さなチェディーと、周囲に亀4匹の像を建てて弔ったという。仏暦2472(西暦1929/30)年、洪水のため壊れてしまった。そこで、ルワンポンピブンとその妻チャオスナンターが施工主になって新しい礼拝堂を建てたとあります。



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4、ウォンブリーハウス~ドラマと同じ建物~

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こんなところにもポストがあります。1日3回引き取りにくるようです。

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そして、お目当ての観光名所
「クム=ウォンブリー(ウォンブリー御殿) บ้านวงศ์บุรี」が
見えてきました。



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こちらのピンク色の建物がそれです。
そして、下の画像を見ていただければわかります。
これはドラマのオープニングに登場する画像です。

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ランナータイ様式の傘とか写っていますが、
それを除いた建物だけ見るとどう見ても同じものですね。
これを見に来るためにプレーに来たわけです。

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説明文があります。本来のこの建物は
仏暦2450(西暦1907-08)年、チャオプロム(ルワンポンピブン)とチャオスナンター=ウォンブリー เจ้าสุนันตา วงศ์บุรี の夫妻の屋敷として、中国広東の職人が、地元のチーク材を使って2階建てのヨーロッパ風の家に仕上げたものです。
暑季でも涼しく過ごせるよう、天井は高く、屋根は二層につくられ、二つの層の間に風を通す穴があるそうです。

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このブログ記事はずいぶんのんびりと書いていますが、今の時代は
スマホやタブレットを使い、リアルタイムの情報を共有できる
時代ですがから、こうやって到着した証をさっそくスマホに
打ち込んでいくわけなのです。

建物の正面に来てもう一枚押さえておきます。

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敷地内の休憩所。ここもドラマのシーンで使われていたようです。



さて、建物の中にこちらは1人30Bです。



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記帳する場所が、ありましたので、早速記念に記帳しました。



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もともとの住人の方の肖像があります。



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建物もピンクならベッドもピンクで統一されています。

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さて、建物に来た記念撮影を。



丁度この時、タイ人の観光客がいて、必死にタブレットを振りかざして
自分たちを写していたのが印象的でした。

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元住人の写真が残っていました。

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一つ一つの調度品に味わいがあります。

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蓄音機があります。比較的近い時代でのレトロですね。

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豪華な応接室。今でも普通に仕えそうな洋館ですね。



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ドラマでもこのあたりは多用したと考えられます。



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暗い建物から明るい外を見ると、まさしく絵画のようです。



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食事を取った場所でしょうか?
レトロなテレビが印象的です。

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中庭の様子。ちょっと小雨が降るのが気になるところです。

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別の寝室があります。



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5、タイ北部の名物麺「カオソーイ」を頂いて

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こうして、ウォンブリーハウスを存分に見学した後、
昼食をとることにしました。



事前にネットでこのプレーの町にチェンマイ名物のカオソーイの
おいしい店があるような情報をつかんでいましたので、
建物の管理者に場所を聞こうとしたところ。意外な回答として
「われわれの食堂のカオソーイはおいしい。毎日食べても飽きないよ」
といわれました。



観光地併設レストランに期待しないのが普通ですが、
このときは、この管理者の自信に満ちた回答がやけに気になり
せっかくなので食べてみようとなったのです。

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店内です。普通の食堂です。こちらでカオソーイ(40B)を
いただくことにしました。

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それがこちらです。見た目はもちろんのこと
実際に食べてみて侮れないおいしさ。
管理者の言葉は間違いではありませんでした。
と、同時にこのプレーという場所が改めて
チェンマイの勢力圏にあるということも確証できたわけです。



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残菜目当てか? 毛つやがよい仔がやってきました。
こちらで飼っているのでしょうたぶん。



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ということで大まかにこういう行程を歩きました。
でも、まだプレーの観光は半分です。午後から後半戦が始まります。
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投稿者: kumakuma2018

東南アジア10ヶ国中、ブルネイを除く9カ国に渡航経験があり、15年以上前からほぼ毎年渡航していて、日本で東南アジア料理店を経営しています。

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