2017年冬に旅をした、タイからミャンマーへ陸路で旅をした記録の加筆修正版の6回目。この日は夜にタイの首都バンコクを出発した寝台列車で来たタイを目指す行程。朝起きて到着したのはチェンマイの手前でプレーの町の入口デンチャイ駅です。
ちなみにこの記事を公開した10月14日は鉄道の日(明治5年に新橋と横浜間が開通した日)とか。この度はこの後しばらくはバスの陸路移動が続くので、中々グッドなタイミングです。
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1、出発の瞬間
さて、私たちはいよいよ夜行列車に乗り込んで首都バンコクを後に、
北タイのデンチャイを目指します。
ホームには車両が止まっていますが、まだ中には入れず
掃除をしていました。
ここがバンコク駅であることの証のために1枚抑えておきました。
こちらの車両です。いよいよ列車に乗り込みます。
私たちの席(ベット)は上段部分ですが、乗り込んでくるお客さんの半分
近くは、このファランボーン駅ではなく、ドンムアン空港駅のようで
とりあえずまだ空いている窓のある下の席で一息つきます。
寝台車の様子。出発直前に係りの人がベットとかの準備をしていました。
別のホームにも夜行列車が待機していました。
そして、予定時間より少し遅れましたが列車はファランボーン駅を
出発。その様子を動画に取っておきました。
ちょっと暗いのですが雰囲気だけでも伝わればと思います。
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2、寝台車の中
こちらの画像はちょっとわかりにくいですが、ちょうど小さな運河を
越えたあたりです。この運河には定期ボートが運航しているのですが。
後日バンコクに戻ってからそれに乗ることになります。
バンスー駅を過ぎたあたりで、
係りの人間に「その席を準備したいから自分たちのベットに戻れ」と
指示がありましたので、上段のベットに上がりました。
上段ベットは下の段より安いのですが、トイレに行くときにちょっとはしごを
上り下りするのが面倒なのと、窓がないのが残念なところです。
とはいえ、少なくとも前日は、飛行機の椅子に座って一晩過ごしましたから、
横たわって布団代わりのシーツにくるまれるだけ幸せです。
ということでおやすみなさい。
列車はバンコクの町を抜けると高速で走り出し非常に揺れましたが、
特に気にすることなくぐっすり眠れました。途中一度だけトイレに行きました。
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3、朝のタイ北部の風景
さて、朝になりました。横たわれたのが功を奏したのが
朝からテンション高めです。
ただ、予定時間より1時間近く遅れているようです。
予定通りだと暗闇の中到着だったのでこの方が幸いです。
どうやら、建物が見えてきました。まもなく到着です。
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4、デンチャイ駅到着
天気があまりよくないこともあり、東南アジアに来ている気がしません。
雨が降った後もあります。乾季のはずだけに不思議ですね。
とはいえ、こうして北タイ地域に到着。ここから最初の目的地
プレーに向かいます。
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5、寝台列車は効率良くて体が疲れない
ちなみに、おおよそですがこんな感じで一晩かけて移動しました。
バンコクからほぼ真北の位置ですね。
ということで、今回はこの旅唯一のるの夜行列車の旅の様子となりました。ここからはしばらくバス移動が続き、次はミャンマーで再び鉄道に乗るシーンがあります。
ところで、寝台列車は、他の交通機関でのよる移動と比べて本当に楽だと実感しました。横に慣れるだけでなく、一応ベッドになっていてシーツや毛布がついているので、リラックス度が違います。
鉄道の揺れと音もも大して気になりませんし、カプセルホテル並みの快適さです。日本では昭和の時代には多くの寝台列車があって乗ったことがありますが、今はサンライズ瀬戸・出雲しかないらしく、寂しい限りです。