「KHAO」はセレブご用達レストラン=高い?いえいえ、タイ最高峰シェフの味をリーズナブルに!

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タイ料理はかつてのように「辛い!」だけがクローズアップされていたころから少しずつ変わってきており、東南アジアでは最もポピュラーな料理になっています。しかし、タイ料理の紹介は屋台料理が強く、高級レベルのレストラン情報となると、まだあまり知られていないような気がします。そこで今回は、4年連続料理を習いに行った、タイのトップシェフ、ヴィチット・ムクラ氏と彼の店KHAOを紹介します。
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1、はじめに

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世界の観光都市バンコクは今、グルメバブル!毎月のように、おしゃれな高級レストランが開業しています。スマホの地図に、行きたい場所リストがどんどん増えていく中でも、タイ料理の真髄が味わえるお勧めレストランが「KHAO(カオ)」。元マンダリンオリエンタルバンコクで、長年にわたり総料理長を務めていたヴィチット・ムクラ氏のレストランです。



しかも1品200バーツ(約600円)前後と、きわめてリーズナブルなのも、お勧めの理由です。
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2、ヴィチット・ムクラ氏とは

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「KHAO」のオーナーシェフ、ヴィチット・ムクラ氏が総料理長を務めていたマンダリンオリエンタルバンコクは、タイのトップクラスのホテル。レストランにおいても、タイ国内の政財界のセレブはもちろん、世界各国の要人がバンコクを訪問した時に利用。ムクラ氏は、そういった方々に向けて、間違えのないタイ料理を作り続けていたわけです。同時に、TVで料理番組を持ち、何冊もの料理本を出版するなど、名実ともにタイ料理界のスターシェフのひとりでした。
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3、独立とエカマイの店

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そのムクラ氏は、4年前に独立。当初は、定員8名のシェフズテーブルとプライベートの料理教室の2本立ての小さなレストランからスタートしました。彼自ら、その日のゲストのために最高級市場オートコー市場に仕入れに行き、その1組のゲストのためだけに料理をするという、なんとも贅沢なスタイル。野菜やお米、ハーブなどの食材の一部は、パタヤ郊外に持つ自分の農園で育てるという大きなこだわりもありました。
後半の人生を、のんびりと、しかし心をこめた料理を、という考えもあったのでしょう。しかし、彼の料理のファンたちは、それを許してくれません。もっと気軽に利用できるレストランが欲しい。そうして2017年秋に、今のエカマイに店舗を移転。当初の限られたお客様だけの店から、一般のお客様も利用できるレストランへと変わったというわけです。
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4、KHAOの料理スタイル

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店の屋号、「KHAO(カオ)」は、タイ語で「米」という意味。
タイは、お米が主食で、ごはんといっしょにいろんなおかずを食べるというのが、基本の食事スタイルです。タイ料理の基本となるこの「米」をコンセプトにし、わざわざ店名としたムクラ氏のレストランは、その名前の通り、これぞタイ料理というものばかりを提供するレストランです。
私自身は、ムクラ氏の料理番組を見て、その誠実で丁寧な説明から彼のファンになりました。そうしてマンダリンオリエンタルバンコクと「KHAO」でシェフズテーブルを体験。その後は彼の元に通い、料理を教えてもらっています。



実際にお店で使っているレシピを彼自身によって教えてもらっているわけですが、どの料理も基本に忠実ながら、驚くべき裏技や隠し味があり、いつも驚かされます。どこにでもあるようで、彼しか作れない料理。タイのセレブたちが、こぞって彼の味を求めている理由が、そこにあります。
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5、KHAOのメニュー

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「KHAO」は、BTSエカマイ駅から徒歩15分。日本人に人気のSPA「ヘルスランド」の角の横道を入って数分歩いたところにあります。ソイが細く歩道がないので、バンコクの街歩きに慣れていない方は、タクシーで行くほうが無難です。

タイの伝統家屋に用いられる濃茶色を外観に用いた、平屋建ての店舗。窓が広く取られているので、外光もよく入り、明るい店内です。手前部分が一般席、奥がシェフズテーブルとなっています。

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店内も、ウッディでナチュラルなイメージ。ムクラ氏自ら、全テーブルを何回も訪れ、お客様と直接会話を交わしています。スタッフも明るく折り目正しい人たちばかり。ムクラ氏のおごりのない、優しい人柄そのままのレストランです。

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メニューの一部です。タイ語と英語表記ですが、全ての料理に写真が付いているので、言葉がわからなくてもオーダーが可能です。お料理の値段、安いですよね。高級店クラスなのに、手ごろな価格帯。オーダーする料理や数にもよりますが、ひとり3000円もみていたらいいのではないでしょうか。
ちなみに、クレジットカード類は使用可能。嬉しいことに、JCBもOKです。

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海老と鶏肉、白い生ターメリックのサラダ 320バーツ

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揚げ魚のチリドレッシングかけ(特別差し込みメニューから)

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ミックスタイスィーツのセット 280バーツ
クワイのざくろ風甘いココナツミルク 140バーツ
タピオカととうもろこしのココナツクリーム 120バーツ
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村上シェフの手作り重が入るおせちは、特に肉好きにはたまらないおせちとなっています


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6、タイ航空にも登場

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ところで、ムクラシェフは、先日タイに渡航した際に見つけた、タイ航空の機内誌にも登場していました。これはタイ王室の王女主催のパーティにタイの伝統料理が出されたのですが、その際に料理コーディネーターとして起用された、ムクラシェフが紹介されている記事がありました。



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ロイヤルファミリーからも認められているムクラシェフの実力がこういう場所でも垣間見えました。

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7、まとめ

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レジカウンター前に、手作りのおつまみやスィーツが販売されています。
日持ちするものが多いので、お土産にもお勧めです。

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ということで、ムクラシェフとシェフのお店KHAOを紹介しました。本格的なタイ料理でどれを食べても美味しいのですが、驚くほどリーズナブルなので、ぜひバンコクに行かれた際には、KHAOでムクラシェフの味を堪能してください。

<お店のデータ>
KHAO
◇住所 115 Ekamai Soi 10, Khwaeng Khlong Tan Nuea, Khlongtun Nua, Bangkok 10110, タイ
◇電話  +66 2 381 2575  +66 98 829 8878
◇ホームページ http://www.khaogroup.com
◇フェイスブックページ https://www.facebook.com/khaogroup/?ref=br_rs
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投稿者: kumakuma2018

東南アジア10ヶ国中、ブルネイを除く9カ国に渡航経験があり、15年以上前からほぼ毎年渡航していて、日本で東南アジア料理店を経営しています。

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