ベトナム中部の名物麺「カオラウ」の元祖?伊勢うどんを食べてみた。

IMG_6379

ベトナムの中部の町「ホイアン」には名物麺「カオラウ」があります。この地域にある「バーレー井戸」の水だけで作られる名物麺は、2018年の1月に実際に現地で食べてきました。ところで、この麺が一説には「伊勢うどん」が原型といわれています。奇しくも先日2018年7月に伊勢に行く機会がありました。そこで早速伊勢うどんを食べてきて、半年前のカオラウとの比較をしてきました。

メニュー

クリックすると、項目の内容へ移動します。

1、はじめに

IMG_0814

ホイアン名物カオラウ(2018年1月)

ベトナム中部の麺「カオラウ」が、17世紀前半の朱印船貿易時代の伊勢商人・角屋七郎兵衛が持ち込んだ伊勢うどんをルーツとする説があります。当時ホイアンには日本人町が存在していたので、そこに渡った伊勢商人が持ち込んだという説です。では伊勢うどんは、元々この地の農民が地味噌のたまりをつけて食べていたうどんを食べやすく改良したものといわれ、伊勢のうどん屋の最初は、約360年前浦田町橋本屋七代目である小倉小兵がお蔭参りの参詣客へと供するためにうどん屋を開業したの
が始まりといわれています。


伊勢うどんの麺は極太で、直径1cm前後のものが多く。コシがなくて非常に柔らかく、もちもちしています。そのため一般的なうどんとはかけ離れた食感があります。ちなみに「伊勢うどん」という名称は昭和40年代(1960年代中期以降)に使われはじめたそうで、伊勢市麺類飲食業組合は1972年に「伊勢うどん」と呼ぶことに決めたそうです。今回実際に伊勢に行く機会がありましたので、食べてみることにしました。
戻る

2、神宮の町伊勢で「伊勢うどん」を食べてみた

ちょうど、この7月に三重県の伊勢に行く甲斐がありました。「それならば」と、本場の伊勢うどんを食べようという事になりました。
高級プリンのお取り寄せ「プリン研究所」の通販サイトです

IMG_6367

伊勢市駅です。近くに手荷物を預ける所もあります。

IMG_6368

伊勢神宮は大きく内宮と外宮がありますが、今回は外宮のある伊勢市駅で降りました。外宮に向かう参道が続いていました。

IMG_6370

見るとどこでも「伊勢うどん」を出しているところがあります。ご当地グルメですね。

IMG_6373

今回は老舗というこちらのお店に立ち寄りました。
Insta360°あなたのiphoneをあっという間に360°カメラに

IMG_6380

こちらが伊勢うどん、「てこねずし」と「さめのたれ」も一緒になった。郷土料理のセットです。

IMG_6382

こちらは「ごちゃ伊勢うどん」といういろんな具材が載っているタイプです。カオラウもいろんな具材が上に載っていて、麺が隠れますので、これが一番イメージが近いですね。
某航空会社の機内菓子としても有名ポリポリ納豆

戻る

3、カオラウとは見た目は似て味は非なるもの

IMG_6402

ついでに伊勢神宮外宮にも立ち寄ってきました
【キャンペーン実施中】349ドルのお買上げで送料無料

実際に食べた感想ですが、見た目は確かに伊勢うどんとカオラウは似ていました。濃い「たまり」に付いた伊勢うどんの色がカオラウにそっくりになります。しかし味は全く別物で、うどんじたいにコシがない伊勢うどんとそれなりにコシがあるカオラウとでは全く別物で、味付けについてもどちらも汁麺の様なものとは違い、濃いタレと一緒に食べる所は同じですが、そもそも伊勢のたまりとベトナムの調味料とでは全く味の性質が違うので、別物になっても仕方がないのは頷けます。だから見た目は近いですけど、味などは、全く別物というのがわかります。ちなみに個人的にはカオラウの方が好きです。
戻る

4、まとめ

IMG_6378
281万個突破!LCジャムウ・ハーバルソープ

約360年前に小倉小兵が伊勢うどんの店を開いたとなると、西暦で換算すると1658年くらいとなりますが、そのうどんをベトナムに持ち込んだとされる角屋七郎兵衛は、寛永8年(1631年)、安南(現在のベトナム)に渡っているので矛盾します。(どの時点で360年前と記載しているのかがわからないのと、小倉小兵という人が実際の生きた年代がはっきり出ていないので、それだけで判断するのは難しいところです)ところが1633年に鎖国令が出てしまったために、七郎兵衛は二度と日本に戻ることができなくなりました。その後は生涯をベトナムで過ごし、日本人町のの長も務めました。帰国はできなくなっても伊勢への家族や親類には書状で連絡を取ったそうで、伊勢神宮や松阪城下の寺社へも寄進し続けたという記録もあります。
宅配ピザや寿司のご注文は《dデリバリー》にお任せ♪

そういういきさつから、もう帰る事が許されなくなった故郷日本の伊勢のうどんを思い出して、ベトナムで類似のものを考えた可能性は否定できません。彼は料理人でもないし、細かいレシピがあるわけでもないので、(今でも店によって味が違う、元々農民の小麦を食べための簡単なもの)のイメージだけで作ったのなら、味などはともかく、「見た目が似ているだけ」でも十分だったのかもしれません。

戻る


広告

投稿者: kumakuma2018

東南アジア10ヶ国中、ブルネイを除く9カ国に渡航経験があり、15年以上前からほぼ毎年渡航していて、日本で東南アジア料理店を経営しています。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中