年に一度のタイ勉強会 ~日本タイクラブのフォーラムに参加~

IMG_6199

タイのイベントで最大のものは「タイフェスティバル」ですが、ああいう「お祭り」と違い、知識を学べる機会が先日ありましたので行ってきました。これは年に一度「日本タイクラブ」が主宰している勉強会で、今回のテーマが「チエンマイ」でした。秋にグルメツアーの開催場所でもあったので、「これはぜひとも」と参加してきました。
写真を美しく綺麗に自由に編集!高画質・高品質のフォトブック!【デパ帳】

メニュー

クリックすると、項目の内容へ移動します。

1、はじめに

IMG_6198

「日本タイクラブ」さんとは、結構以前から付き合いがありました。毎年フォーラムが開催され、専門に研究されている大学の教授陣による解りやすい内容で、時間があればできるだけ参加しています。かつて「食」をテーマにしたフォーラムの時には「パネリスト」の一人として参加した事もあります。

某航空会社の機内菓子としても有名ポリポリ納豆

今年のテーマ「チエンマイ」は、何度か渡航先で行ったことがあるのに加え、今年のグルメツアーで「ロイカトン祭り」の時期に行くことになりました。その前にチェンマイのことをある程度勉強しようという意味もあり参加してきたのです。

戻る

2、フォーラムのテーマ「チエンマイ」について

IMG_6200

以下、昨日のタイクラブでのフォーラムの内容をメモしたもので重要と思われるものを抜粋します。

・「チェンマイ」ではなく「チエンマイ」

・いろんな民族(山岳少数民族)の人が住んでいる

・女性の家に男性が来る(エオサ)の習慣が残っている

・チェンマイ料理のカオソーイもチェンマイとラオスは違う→チェンマイのものはミャンマー&ムスリムの影響?

・チェンマイのラープは本来的には水牛で、生肉を使う。

・ラープに似た料理で「サー」「コイ」がある。サーはラープより肉の切り方が粗め

・日本でよく見る蜂蜜の味は「西洋ミツバチ」で、大ミツバチに近い

・この地域のミツバチは東洋ミツバチで蜂蜜に酸味がある・最高級の蜂蜜は「針無ミツバチ」のもので、薬効成分を重視した高級品
いつも頑張っているお母さんのためのローヤルゼリー

・得度式にミャンマーの影響がある・メーホーソン経由でミャンマーへのルートがある。

・山岳の本来タイ族と海洋系のバンコクのタイ族の関係??

・チェンマイはランナータイ王国の首都で、アユタヤ王国とは別の国家として存在していましたが、やがてミャンマーに支配され、後にタイによって解放されるものの、以降は、属国で事実上の植民地状態となり、やがてタイに吸収される。その後チェンマイに鉄道ができるなどして融和策をすすめてきた。

というような内容でした。チェンマイのランナータイ王国のことは知っていましたが、あまり詳しい情報を知る機会・資料もなかったので、いろいろ見えなかった部分が明らかになり、今回も非常に勉強になりました。

戻る

3、参加前のアート鑑賞

IMG_6197
お得セール実施中!最大50%off【kormarch.com】

タイクラブのフォーラム参加の前に、すぐ近くにある国立国際美術館で開催していた「視覚芸術百態」という展覧会を見てきました。19のテーマによる196の作品が展示してあり、大きな企画展のつなぎの様な所蔵品のコレクション展でしたが、十分見ごたえがあるものばかりでした。「見るだけ」でなく「考える」「想像する」という頭を使った展示物が多かったです。この日(7月1日)が最終日だったらしく、それも運が良かったですね。ちなみに現代アートに関しては本当に国境が関係なく、バンコクの現代美術のミュージアムにも以前に行きましたが、同じようなもののように感じました。

http://www.nmao.go.jp/exhibition/2018/19200.html

IMG_6193
戻る

4、まとめ

高級プリンのお取り寄せ「プリン研究所」の通販サイトです

ということで、タイクラブのフォーラムに行ってきました。チェンマイのことを知っているようで知らないことも多かったのと、アユタヤ王朝から続いている中部のタイ王朝(バンコク)への吸収される過程など興味深い内容が多かったです。

IMG_6207

余談ですが、本格的な夏が来たという事もあり、夕方は3年位ぶりにビアガーデン行きました。毎回行くところが決まっていますが、ビルを見上げるこの場所に来るとクアラルンプールのスティームボードのお店をついつい思い出してしまいます。

戻る


投稿者: kumakuma2018

東南アジア10ヶ国中、ブルネイを除く9カ国に渡航経験があり、15年以上前からほぼ毎年渡航していて、日本で東南アジア料理店を経営しています。

コメントを残す